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かもめのはとば Re:[2]

やわらか系、モバイルとかアプリとか法律とか色々。

携帯電話の回線速度で送れるコンテンツとは何なのか。

携帯電話の回線速度で送れるコンテンツとは何なのか。

・・・っていうのも重いんですよ、一部のいわゆる「スマホ向け」のツラしたページ群。無線LAN経由であれば快適なサイトが多々あるんですが帰りの埼京線softbank回線的な環境(=iPhoneユーザがそれなりに居て、ハンドオーバーもそれなりに発生する環境下)だと現実的ではないサイトが多々。安定した回線での温室デバッグしかしてないんだろうナァ・・・。と。
ということで(どういうことだ)、回線速度の過去から今までの変遷を振り返ってみることにしました。
「コンテンツを提供する上でユーザにストレスをかけないこと」を考える上で、カタログスペック上でのご参考にでもなれば。
(ベストエフォートってサービスの意味はちゃんと考えてくださいね、っと。)

◆NTTdocomo
mova
9.6kbps
28.8kbps(2002年、504辺りから)

foma
384kbps
3.6Mbps(2006年からfomaハイスピード)
7.2Mbps(2008年から)・・・初期FOMAの約20倍。movaの約768倍。

・Xi
37.5Mbps
75Mbps(一部屋内)・・・初期FOMAの約914倍。movaの約8000倍。

KDDIau
・2G-PDC
9.6kbps

cdmaOne
14.4kbps
64kbps

・cdma1X
144kbps・・・学割でお世話になった人はこのへん。Oneの2倍。

・cdma1X WIN
2.4Mbps(2003年から)
3.1Mbps(2006年から)
9.2Mbps(2010年から)・・・Oneの約65倍、参考としてmovaの約980倍。

ソフトバンクは通信方式の経緯上、ほぼドコモに準じるので割愛します。

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これに各通信速度の端末をかけあわせて想定されるユーザ比率を算出、その上でどのへんの通信速度に併せたコンテンツの見せ方をすればいいか、って考えるのがホントのところだったりするんだと思います。が、実際そこまで出来てる会社は少ないでしょう。

以下ぼやき。

[ドコモで言うところの384kFOMA]クラスをターゲットとしたコンテンツ
キャッシュサイズが100kb、とガラケー業界では言っているアレ。
そこのみをターゲットとしたものは既に表現力的に「劣っている部類」に入るといえるかもしれません。もっと回線速度早くリッチなコンテンツが読める端末のシェアは高いです。
このレベルで満足してると他所にもっといいエクスペリエンス与えられて終わってしまう可能性大。

[HSDPA(ドコモで3.6以上)、RevA(auで2.4以上)]をターゲットとしたコンテンツ
概ね実情にあっていると思います。このクラスの通信速度はガラケーコンテンツの容量、解像度(基本は240px、大きくても480pxでページキャッシュ100〜500kb程度)を再現するには若干力をもてあまし気味です。実際ガラケー向けサイトであれば快適に表示、遷移が行えるでしょう。FLASHを効果的に活用できるのもこのへん。

PCサイトも前提と入るスマートフォン向け、もしくはスマートフォン向けコーディング上に過度のCSS、JS、および画像が乗ってきた場合はユーザからすると「重すぎる」サイトになってしまう可能性があります。スマートフォン前提だとより高位の通信環境(wi-fiやらWiMAXやら)が用意されているため油断しがちになりますが、出しわけやらなんやらを組まないとユーザビリティが激悪になります。

[それ以上の通信速度]をターゲットとしたコンテンツ
完全にwi-fi向け等の割りきりが必要です。
しかし3.9Gへのシフトがここ一年内に進むので、ここで何ができるかを今のうちに考えておく必要があります。うかうかしてるとモバイル側からしたら、webのプレーヤーに全部のパイを持っていかれる可能性もあります;