かもめのはとば Re:[2]

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「例の紐」の盛り上がり推移を調べてみた



先週末やたらめったらと目にした「例の紐」
一週間程度経っていくつかデータが出てきましたので、ピークがいつだったのかを並べてみました。

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の初回放送は4/3(東京基準)です。

 

■Google Trend

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Google Trendでのピークは東京放送曜日(10日金曜)の翌11日土曜、そのまま日曜はやや維持するもその後下げて行く傾向になっています。

 

■Yahoo!リアルタイム検索(Twitter)

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こちらはピークが12日日曜に来ており、そのまま月曜・火曜と維持をした後Google Trendと比べてなだらかに降下していってます。
またGoogle Trendではまだ表示されていない当週放送後も、推移が上がっている事が見受けられます。

 

■見比べると

 Google Trend側の推移は極端な盛り上がりを見せた後沈静も早かった印象です。「例の紐とはなんぞやという人達が検索を行い知識を得る」という行動フローを考えるとこれは自然かなーと思います。その後情報が追加されていくタイプの単語であれば継続的に被検索のボリュームが出るのですが(例:艦これの攻略情報探しアニメのサイト更新もこの手の変動がでますがこの場合違う単語でリーチするでしょう…)、この場合は一度サマリーを知ったら再度検索すると言う事はありません。

 対して話題に挙がる総量としてはGoogle Trendでの落ち込みほど落ちていないということがY!リアルタイム検索で見て取れます。ピークの日が一日ずれているのも、バイラルで単語が広まっているためのタイムラグと考えれば自然ではないでしょうか。

この辺りの反応差は得たいデータはどういうデータかを考えた際、取り違えないようにしないといけないかな、と思ってます。

 

■余談

こういった一過性の流行が出てきた場合、どこで話題に乗るかみたいな話がトレンドを追って商売していると出てきたりするんですね。そういった意味では秋葉原の各店舗のフットワークの軽さ(その是非はさておき)見事だなと思いました。
両グラフでのピークの週末、ニーズがある時期にしっかりと話題を提供してきています。

nlab.itmedia.co.jp

大きな会社になるとこういった辺りはやはりフットワーク遅くなるのですが感覚値としては忘れないようにしたいなと…ん?

サンリオさん半端ねえ…。