http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120327/230313/
内容はとても興味深いのに端々の考察がとても偏屈で残念。
まず記事の最後の一段のおかしさだけ指摘しとこうか。
・ウォレット強制とあるが迂回課金はそもそもNG
→現時点でもリジェクトの事例はあります。Google Playの提供規約読みましょう。
・公式と勝手を分けたのとウォレット使用するかの判断は判断者がサービス提供者かPFかって点で大きく違う
→公式とするか否かっていうのはコンテンツ提供側の判断、後にプラットフォーム側の判断という二重の判断(審査)が入るのに対し、ウォレット使用に関してはコンテンツ提供側の判断だけで良い。つまりGoogle(PF)はよほどの事が無い限りそこに介入してこない。10年前の審査入れざるを得ない事例と並べて同列に書くのは如何なものか。
・iモードそもそも失敗してない
→じゃあ今の6000億超の市場は一体なんなのか・・・。エコシステムとしてのライフサイクルが終わりつつある(かもしれない)だけであってそれは失敗ではないとおもう。
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そしてGoogle Play側の問題として「月額課金が無い」があるとは思ってない。いや、あればモアベターだし、日本のコンテンツプロバイダは飛びつきたいのは目に見えているんだけれども。
どちらかというと「探しづらい」「重い」「落ちる」ついでに「決済エラーで失敗する」今のUIを改善することが先でしょう?利便性を上げても使いづらければ意味が無い、ユーザがコンバージョンまでたどり着かないわけで。
あとはGoogle Playからだとコンテンツの決済に「ウォレット経由のキャリア課金」使えるんだけど、月額課金でもそれは生きるんだろうか。特に日本に於いては全てそこ次第みたいな気もする。
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とにもかくにも、公式系のCPの活路の一つになってくれたらいいなーとは心の底から思っているわけです。