久しぶりにauがフィーチャーフォンを出したと聞いて、そういえば昔は携帯インプレッションblogだったなぁと懐かしくなった次第です。
ここ最近のau端末がとても地味な中久々の全年齢がターゲットというデザインの端末。
どうやら色々見ているとauとしては2012年夏モデル以来、他キャリアを見ても2012年冬モデル以来ということです。本当にフィーチャーフォンの供給は減ってきました。肌感覚ですが秋葉原等での中古の値段も少し上がっているような…?気もします。
閑話休題、このGRATINAを見てまず思ったのが「ああ、au携帯ってこういう感じだったよね、懐かしいね」と言った印象です。「着うた」で若い層を掴んでいた頃に東芝さんが出していたビビッドなオレンジやグリーンに近い感じのカラーバリエーションだな、と。
CPUはQualcomm QSC6075、ディスプレイ解像度はWQVGAとフィーチャーフォンが沢山出ていた時代末期の端末と比べても相当抑えめですが、auに残存する他のフィーチャーフォンがとても野暮ったい中でようやく出た「カジュアルに使える端末」といった位置づけなのかなと思います。
T003辺りと近いコンセプト設計になってくるんでしょうかね。
ただ、着うたフル等、一部のサービスに非対応な事もあり、購入の際は若干注意しないと以前のサービスが使えない、WIN HIGHSPEEDに対応していないなどといった問題があります。
10/08追記:ハイスペックをお求めの方は「MARVERA」をどうぞ。
なお、さりげにSIMカードがmicroSIM、充電端子がmicroUSB(これはF001あたりもそう)と、android端末と共用化されている模様です。
検証していないので可能かどうかはわかりませんが、諸々の事情でフィーチャーフォンとスマートフォンをSIM差し替えで運用したいといった方にはうってつけの端末なのではないでしょうか。
※私は一時期T004とHTC Jを差し替え運用してたので行けると思うのですが...