出揃ったメジャー競馬ゲームの勢いを比較
ダビマス1月は4.5億円とのことですが月次売上平均は50位前後なので両OSでこの辺りにいれば5億円前後の売上という理解で問題なさそうですね。 pic.twitter.com/PaxmqiAa7C
— TsubApp(ツバップ) (@SociApp) 2017年2月4日
上記の記事やツイートが気になったので3種類の競馬ジャンルのゲームの売上げランキング推移と、トップApp内課金を並べてみました。
比較対象は以下のアプリ。
・ダービースタリオン マスターズ
・ダービーインパクト
・Winning Post スタリオン
データソースはランキング推移はAppAnnie、トップApp内課金はAppStoreから。いずれもiOSでの推移です。
ランキング推移
・ダービースタリオン マスターズ
・ダービーインパクト
・Winning Post スタリオン
直近三か月、軸の下端は400に合わせてあります。ダービーインパクトが12月中旬に入ってからレンジ1つ(50位ぐらい)下へ。Winning Postが1月に入ってから大きく上下動が出ているのがわかります、これは競馬のオフシーズンと連動かな?
上下動が大きく出るサービスは商品やイベントによって売り上げ影響が大きいサービスであることが多く、そういうサービスは比較的「わかっている(サービスに慣れた)」ユーザさんが多いか、もしくはディスカウント的な施策を多めに実行し「買いの時期」を作っていることが多いです。Winning Postはそういった感じでしょうかね。
集客(新規のお客様)が滞ったり中長期の運用になるとそういう形を形成することが多いのですが、ダービーインパクトは中長期の運用にもかかわらずグラフ的には安定しています。これは広告をしっかり打っていって、新規のお客様をしっかり集められているからじゃないかなと推測。
トップApp内課金
・ダービースタリオン マスターズ
・ダービーインパクト
・Winning Post スタリオン
トップApp内課金はアプリ内でどの商品軸がよく買われているかということ。つまりここに高単価のものが来ていれば平均客単価(ARPUとかARPPUといわれるもの)が高いと推測されます。
客単価自体は運営上の商品設計(キャラクター魅力や、強さ、ランダム型であれば出現率など)、イベント設計等で左右されるのももちろんですが、お客様の層によっても上下がでます。「ライトユーザでちょっとだけ課金している人が多い」のであれば平均客単価は下がる、のです。
ここに出している3つのサービスではしいて言うならダービースタリオンが少し高いかな?ぐらいでほぼほぼ同じような課金傾向が出ています(ダービーインパクトが商品軸を分けているためちょっとわかりづらい…)。競馬という少し人を選ぶIP特性上、客層が似通っていることが大きいのでは?と推測します。
ちなみにアプリ名は言いませんが客単価が高い高そうなアプリだとこういう傾向がでます。