調査契機
ちょっと前だったら鬼怒ちゃんのいる神ゲー引退するとかお前正気か、と言いたくなるところだけども、正直昨今の調整方針みてる限り致し方ないよね
— __†__甲13 (@r_nsr24D_1731) 2017年11月29日
と思った pic.twitter.com/kHbZmy7jJo
などと知人が言っていたので。
実際にどういうタイミングで引退を検討する人が増えるのかをGoogle Trendsで調べてみました。
前提
- Google Trendsで「艦これ 引退」の直近5年推移データを見る
- Google Trends自体が検索ボリュームから指標を導き出しているため、ストレートにユーザの引退意図を表す指標ではないことに注意が必要(そもそもやめようとしている人が「艦これ 引退」とは検索するとは考えづらい)。
- そのため、この指標は「引退することに躊躇いがありほかの人の状況を調べようと検索した」ような人が多いタイミングを表す・・・といった形で行動推測を行った上でのものとする。
Google Trendsのデータ
一番大きなヤマができていたのは2014夏イベント。ここは初期のヒットにより大きく母数を増やした後のタイミングからの重めのイベントだったため、かなりの反応が出たようです。
次に上がっているのが2016春、この段階はいわゆる「イベント難易度の上昇」と「イベントの難解化」が同時に行われています。ライト・カジュアル層への負担が急激に増えているところでもあり離脱を意図した人が多かったのかなと推測できます。
その他のヤマとしては2015夏、2015冬(と書いていますが運営上のイベントでは秋ですね、すいません)、2017夏と比較的大規模なイベントにて、ぽつぽつ反応が見て取れます。負担の高いポイントで目標を達成できないorできる状況ではなかった、などでしょうか。
特筆点、というほどでもないのですが気になったのは2017夏のイベント後の数値の低下が緩やかなこと。結構、イベント後は速やかに収束することが多かったのですがここだけかなり尾を引いている印象です。あれ、これアズールレーンの影響とか受けてるかな?
2017秋に関してはまだ推測線ではありますが2015冬ぐらいのヤマができるのかな?といった感触です。
なお、「艦これ 引退」と関連してよく上がっているキーワードとしては「轟沈」「解体」などの不慮の操作による資産ロスト系、「大型建造」「羅針盤」などの確立不条理系、「○○イベ」「疲れた」などの目標ハードルによるものなどが見られました。
所感
今回のイベントは相当キツいと伺っていたため、もっと跳ね上がっているのかなと思ったんですが現時点では意外と跳ねていないなあ・・・といった印象の方が強かったです。
推測するに、
- ローンチ時から含めたグラフだったため、すでに一定離脱が進んでいる現状では母数が小さくなって離脱意思が見えなかった(全体のユーザ数に対してのパーセンテージ等に直せば反応が大きいのかも?)
- いま残っているユーザはここまで長期間続けているユーザであるため、かなり残存意思が強い層
の、どちらかなのかなあとも思われます。
いわゆる「オワコン」と言われることも増えている状況ですし、優秀なフォロワーである「アズールレーン(アズレン)」へとのシフトも見て取れましたが、もうしばらくは根強いユーザに支えられそうな雰囲気があるな、と思いました。