かもめのはとば Re:[2]

やわらか系、モバイルとかアプリとか法律とか色々。

ウマ娘が現実競馬に影響を与えたかGoogle Trendsから見てみた

ウマ娘、流行ってますね。

「ウマ娘で競馬の収益が上がった!」とか「いやいやコロナで凹んでただけだろ!」
などとゲームファン界隈と競馬ファン界隈と諍いになってたりするのも目にするようになりました。
何かのモチーフを利用したコンテンツが爆発的ヒット時あるあるの事象ですね。
*1

実際に何か影響が出たのか、検索流入増を可視化してみようかな…ということで、春のG1が始まって暫くしたこのタイミングでGoogle Trendsで見てみることにしました。

結論としては、興味を持って調べた人は増えたんだな、といった感じのデータがとれました。

  • 前提の整理
  • キーワード「競馬(5年)」での比較
  • キーワード「馬券(5年)」での比較
  • 年始からのG1レース名称での比較

*1:聖地巡礼での観光とかでもよく見受けられる構図です

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モルカーが終わってしばらくたったのでGoogle Trendsで追ってみた

緊急事態宣言で荒んだ人々の心を暴風のように1クオーターで駆け抜けていった『PUI PUI モルカー』人気。
1話終了後に年始のインターネット上で爆発的に流行りましたね。

3月までの放送が終わって暫くたったのでGoogle Trendsで追ってみました。

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CX-3からCX-30に乗り換えたのでエンジン音置いておく

といっても乗り換えたの去年なんですが。

CX-3(1.5D)→CX-30(1.8D)に乗り換えました。
あえてのディーゼル→ディーゼル。たぶん、今後ディーゼルに乗る機会も減るだろうなあ…今のうちに乗っておくかな、といった判断です。

で、乗り換えたのはいいのですがコロナ禍で全然走行距離が伸びません…。

乗車感はよそで散々かかれているので、ボンネット開けてエンジン音ガラガラやっているのの比較だけおいておきます。

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BLAZE EV SCOOTERを買ってみた

電動キックボードと電動原付のあいのこ見たいな立ち位置。
BLAZE EV SCOOTER(ブレイズEVスクーター)を買ってみました。
とにかく楽しいです、オススメですがクセはそれなりにあります。
まだ10キロほどしか走ってませんがざっとレビュー。

  • 経緯
    • コロナによる在宅時間の増加と買い物の足の必要性
    • 車の荷台に載るサイズのサブの足
    • ただの興味
  • 競合比較
  • ナンバー取得
  • 見た目とか重さとか
  • 実際乗ってみての感想
    • まずタイヤに空気を入れましょう
    • 従来のスクーターとは全く違う乗車感
    • ミラーの調整は難しい
    • 車道は怖いぞ、慣れるまで
    • 物珍しさから凄い見られる
    • 走行音はほぼ無音
    • ロックをかける場所が難しい
    • 慣れてくると快走。楽しい
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ふぉーとないとのはんらん。

FortniteがAppStoreからリジェクト(削除)

japanese.engadget.com

Appleの規約違反、アプリ内でAppleの課金以外を利用してはいけない、に抵触したものですね。
ということでツイートのまとめです。
「人の流れを押さえる」っていうのは大切だなあ。

 特定のプラットフォーム参加で事業をする場合は、そこの規約に従ってサービスを展開することになります。AppleのAppStoreでもGoogleのPlayでも、mobage内のアプリでもそれは同じ。
たとえば現実でどこかのデパートやショッピングモールの中に出店する場合でも当然ルールはあり、軒先を借りる以上それは言えることであり、違反すれば退去させられるものかなあと思います。

しかしAppleの手数料は「高すぎる」というのは常々話題に上がります。独占禁止法にかかるんじゃないか?みたいな話もちらほら出るぐらい。

EU、アップル本格調査 独禁法違反の恐れ (写真=ロイター) :日本経済新聞

 

 単純に手数料率10%と30%だと、お客さんが3割増しにならないとそのプラットフォームに置く意味合いというのは薄れるのですよね。

その+3割の誘客ができるかどうか鑑みた場合、ことにアプリエコシステムにおいては飲まざるをえない数字だったのではないかと考えています。*3 *4

 この3割以上の集客増っていうのは単純なそのコンテンツ・サービスのステージによっても変わってきたりします。

すでに著名なサービス・コンテンツであれば黙っていてもお客様はその知名度だけで一定入ってきます。が、そうでないサービス、グローバルでの開拓などを視野に入れた場合は適正なコストとして見ることができたりもするのです。

 今回に限らず、Epic自体こういった行動を起こす兆候はありました。自前でプラットフォームを作り出しそこからダウンロード(いわゆる、野良アプリ)するようにアクションを取っていた事実もあります。
Apple、iPhoneに置いては、そもそもそのアクションが取りづらい作りになっており煮え湯を飲んでいたんだろうなとも見て取れていました。

今回我慢せずに数歩踏み込んだアクションを取ってきたのはFortniteがそれだけ大きくなり、かつどこかのエコシステムに依存しないもの*5…単一のコンテンツではなくプラットフォーム的に「人の流れを押さえる」機能を持ちつつあるのが大きいでしょう。

これはメタバースと呼ばれる概念ですね。メッセンジャーやSNSでは一時期スーパーアプリと呼ばれた概念とも近しいものがあるかと思います。
現に直近でサービス内でライブイベントを行い、大きくダウンロードを伸ばしていましたね。

 

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Google Trends 日本 フォートナイト(過去30日)
該当日に数字を伸ばしていることがわかる。
普段ゲームしない層の検索→流入が発生したと思われる。

 

我々はすでにこういうのを一度見ているのかもしれない、というお話。

その昔特定のキャリア、携帯電話会社に依存しない、いわゆる「勝手サイト」とされていたmobage、GREEが公式サイトをひっくりかえしつつあった時代がありました。*6
今回の話を見ているとふとそれを思い出すんですよねえ。

そもそもの手数料の高さ、独占・支配的な問題(プラットフォーム側)
とはいえどれほど大きなサービスでも「ルール破り」を許容すべきではないという」問題(サービス提供側、これを許容すると決裁以外でもなんでもありになってしまう)
リスクを取るにしてもこれにお客様/プレイヤーを巻き込んでよいのかという問題。(サービス提供側)

立場毎に考えるべき視点は多々あると思いますがこの問題、落とし所は見えるのでしょうか。 

*1:(若干内輪ネタとなりますが)
モバイルコンテンツ黎明期からを知る方々、なにか補足情報あったら是非ください。

*2:今回、政治的な話は抜きにしておきます。

*3:AppStoreのように「そこに置かないとそもそもiPhoneにアプリを入れれない」といった事例は別個存在します。そこも加味して3割増しになるのか?といったあたりなんですけども。

*4:これに関しては真っ向から挑みブラウザに逃したBXD『enza』のような事例も存在します。

*5:スマホ各OSだけでなく、各種ゲーム機やPCなど入り口が多様にある

*6:その直後にスマホ・エコシステムがやってきましたが…

昨今の状況を鑑みて「速度制限」「通信制限解除」をGoogle Trendsで見てみる

過去記事から現状の確認と,昨今の状況での推移を見てみることにしました。

yrik.hatenablog.com

 

中長期での検索推移

2016年に調べてからかれこれ4年近くたちましたので、長期の推移を見比べることにしました。

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ピーク時と比べ25%程度になっています。
大容量パックや学生向けなど、純粋なパケット単価の減少によってピークにかかる人が少なくなったのでしょうか?
傾向としては変わらず月イチで上がるようですが、直近数ヶ月は妙な動きをしています。

直近1年の拡大検索推移

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直近一年を拡大した場合、特に末端2ヶ月の2020/3、4において大きく従来と違う傾向が見受けられました。
2月に関しては従来通り、歴日が少ない影響からか低めの傾向になっていたのですが、3月頃より高止まり傾向が見られます。

社会人、学生共に在宅傾向になったため、主に自宅に固定通信環境を持たない層において通信容量の逼迫化が従来より早めに起こったのではないか……という状況が見て取れるのです。
キャリアの若年層支援策自体は4月の頭から行われているのですが、成人以上にはフォローもあまりなく、リモート会議・業務に通信回線を使ってしまった場合は……こういう状況になってしまうのは納得がいくところです。

固定回線を持つ/持たないによる通信量の2極化

ここからは個人的な事象となりますが、固定回線を引いて在宅モードに入った私自身からすると、複数契約回線全て通常月の通信料の十分の一以下になっています。
ほぼ全ての通信が家のWi-Fiで処理できているからです。

今回に関しては状況としては「年末年始より大きく下に行くのではないか」と思って調べたのですが、想定と真逆の山が出来ていました。*1

学生層以外の通信環境が充足されていない層はどのあたりか、などと考えてみると、今次の疫病でのいわゆる「通信難民」の姿が見えてくるのかもしれません。

*1:それでも前年のピークよりかなり低い値ですが。

鬼滅の刃凄いな。ってんでGoogleTrendsに突っ込んでみました

鬼滅の刃、秋以後話題に聞く頻度が一気に上がったのでGoogleTrendsに突っ込んでみました。

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アニメは2四半期(2019年4月上旬~2019年10月下旬)放映されており、最終話と同時に映画化が発表されています。
アニメの終盤に渡りスコアが上がる綺麗なグラフですね。