かもめのはとば Re:[2]

やわらか系、モバイルとかアプリとか法律とか色々。

アプリのデータ復活のために必要なこと

ゲームアプリのデータは自分で守ろう

携帯破損や紛失などの不慮の機種変更、またOSのアップデート時のアクシデントなどでゲーム等アプリのデータが消えてしまったといった話を結構耳にします。

特に最近はパズドラやモンスト、FGO、デレステなど、長期に渡って強い人気を維持するサービスが増えているのでそういったリスクに直面する方も増えているように感じます。長く遊んだサービスのデータは自分にとって大切な価値のあるデータだとは思います。

そんなデータを不慮の事故で失ってしまった場合に、復帰させるために事前にやっておくべき事はなんでしょう?

大事なのは、「データの特定」「本人の証明」です。

データの特定

大前提として、どのデータを復旧させるのかがわからなければ運営は対処が難しい事が多いです。数万人、時には数百や数千万人以上あるお客様のデータから、その人のデータを探すのは不可能に近いからです。
まず、紛失したくないデータはIDなどの数値をスクリーンショットで撮るなどして保存しておきましょう。

良くあるのが、メモやスクリーンショットスマホ内に保存したまま破損・紛失等してしまいデータが戻らなくなってしまうような状況です。Gmailスクリーンショットをつけて転送しておく、いっそ紙に書く等、かならず別の場所に分散保存しておくことが大切です。

万が一そういうID等の記録がなかった場合、設定していた名前、フレンドのようなものが有る場合はその内容、所持していたキャラクターやカード、アイテム等のレベルや状態を思い出せる限り準備してみましょう、いくつかの組み合わせでひょっとして照合が可能かもしれません。

本人の証明

データが特定できた後は、自身が本当にそのデータの持ち主であることの証明が必要になります。
運営は個人を特定できる情報を持っていない事が多々あります。そういった場合、データが特定できただけで復旧をさせてしまうと、他人のIDを使うことでデータを奪い取ったりすることができるようになってしまいます。

例えば、そういった場合の対策としてメールアドレス等を取得しているサービスなどもあります。そうでなければ会社によって状況は違いますが、いつアクセスしたか、ゲームであれば所持物・レベル等はいくらか、などといった情報がヒアリングされるでしょう。前の段のデータの特定でも記載しましたが、そちらの側面でもこのような情報は効いてきます。

こう言う時に復旧できる確率が高くなるのは課金情報です。
…といっても別に課金者を優遇するとかそういうわけではなく、課金情報に関してはAppleGoogleを介して個別に情報が振られています。それを照合すればとても簡単に確認が行えるのです。
本当に大事なデータは最低限でもよいので課金を行い、AppleGoogleが発行した領収書のメールをしっかり保存しておくとよいでしょう。その領収書情報で、運営側は本人確認を容易に行えます。

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おまけ:やらないほうがいいアクション

復旧を急ぐあまり、焦って色々な手段をとってしまう方がいますが、以下のようなパターンは逆効果になる場合があります。時間を要してしまうかもしれませんが落ち着いて対応を待ちましょう。

ひたすらメールを送る

原則として、それで優先度が変わることは殆どないのではないでしょうか。それどころか普通に業務妨害と見られる可能性があります。

知人や友人から連絡をしてもらう

上に触れたように「本人確認」が大切な要件となります。紛失直後等に焦ってしまい、知人や友人に連絡を頼んだりする方も居ますが、運営側では本人以外からの問い合わせには何のアクションも取ってはいけない場合が多いです。
それどころか第三者からの問い合わせにより、不正なアカウント取引を行った可能性がありという判断になった場合は停止措置を貰ってしまう可能性すらあります。

必要情報に対し誤った情報を返す

本人確認の際、アカウント復旧のために質問された内容になんとしても返答しないといけないと思い、誤った情報を返してしまう方も居ると思います。誤情報が来た場合は本人でないと判断される場合があるため、復旧が遠のいてしまう可能性が高いです。

 

 この間スマホを破損した際、いろいろな所に問い合わせて感じた所感と自分が問い合わせされる側だったときに思っていた事をつらつらと書いてみましたが、この辺りは運営会社によるブレも結構大きな所だと思っています。なによりサービスの規約等でアカウントの管理は自己責任とされているところが大多数だと思います。

まずはせっかくのデータをロストしないよう、普段から細やかに管理するのが一番かなと思います。