かもめのはとば Re:[2]

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twitterのデータを掃除してiPhoneの容量を増やす

iPhoneiOS)のtwitterは容量を大量に使う?

以前の記事でiOSTwitterはもの凄く容量を消費する(データサイズが大きくなる)ということをちらっと書きましたが、Twitterアプリの更新でアプリ内の「掃除」が出来るようになりました!

容量不足?iPhoneの容量確認と掃除の方法 - かもめのはとば Re:[2]

確認と掃除の方法

右下のプロフィールからプロフィールを表示し、歯車のマークをタップ。

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出てきた画面から「設定」をタップします。

 

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「設定」の中から今度は「データ利用の設定」を選択。

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そうすると、ストレージという項目にアプリ内で溜めているデータの量が表示されます。かなり多いですね…。
メディアストレージ、webサイトストレージそれぞれをタップすると掃除ができます。

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さっぱり削除するとアプリが使っている無駄な容量がかなり減ります。

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おまけ。なんでこんなにデータを溜めてるの?

一件容量の無駄遣いに見えるこのtwitterの仕様ですが、携帯電話の特徴を考えると仕方ない仕様だったりします。

携帯電話の電波って安定しないものなので、常に圏外や電波の弱い状況に備えてそういうときでも内容が見れるように端末(スマホ)内にデータを一時的に保管しておく作りにしておくことが多いのです。

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通信量が増える原因はtwitter?設定の変更方法 - かもめのはとば Re:[2]

Xperiaで電池を消耗しているアプリを調べる

電池を無駄遣いするアプリの調べ方

Xperia XZやX compactでの調べ方になります。X Performanceもアップデート後はこの画面になるかなと。
過去のスマホiPhoneはこちら。

Androidで電池を消耗しているアプリを調べる - かもめのはとば Re:[2]

iPhoneで電池を消耗してるアプリを調べる - かもめのはとば Re:[2]

調べ方

設定→バッテリーをタップします。

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バッテリーの中でちょっと迷いそうになりますがここは電池使用量を表示をタップ。

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バッテリーを多く消費しているアプリが出てきます。
私の場合は「ディスプレイ」や「Twitter」辺りは調節できそうですね…画面の明るさを落としたりすればいいかも。 

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よくわからないアプリやどうしようもないものでも細かく設定で節約

以前の記事でも触れましたが、Androidのシステム関連のアプリは結構電池を消耗します。これらの消費は結構回避しようがないものも多いですが、一部設定を変えることで電池の消費を抑えることができるかもしれません。

ディスプレイの消費が多い場合

画面の明るさを落としてみましょう。

Google Play開発者サービスの消費が多い場合

位置情報(GPS)などを使うアプリ、例えばGoogle Map やPokémon GOなんかを多用していませんか?それらのアプリがこの「Google Play開発者サービス」のGPS機能を呼び出していたりします。こまめにそういったアプリを停止させたりしてみましょう。

セルスタンバイの消費が多い場合

圏外や、電波の悪い場所に普段長く居ませんか?携帯電話は電波が悪いと出力を上げて電波を探しに行きます。その際電池消費量が増えてしまいます。たとえばあきらかに圏外の場所では機内モードにするなどしておくと良いかもしれません。

どうしても困ったときは

端末が暑くなってやたら電池を食う、原因もわからない!
そういうときは一度再起動してみましょう。後ろで動いていたものをそうやってリセットしてあげるのも有効な手段です。

また、最近のXperiaは指紋センサー等が優秀が故にポケット内などで不慮の操作を行っている事も多々あるようです。場合によってはセンサー類の動作を抑えることもアリかもしれません。

知的財産権(特許・実用新案・意匠・商標など)の保護期間まとめ

混乱しやすい各権利の保護期間まとめ

知的財産権と言われる特許権実用新案権意匠権・商標権・著作権それぞれの保護期間を纏めてみます。

特許権

保護期間は20年です。

期間の開始は出願の日から計算されます。登録された日からではありません!
例外として特許の実施に対して法律による許可等が必要で時間がかかる場合などに5年を限度として延長ができます。

実用新案権

保護期間は10年です。

期間の開始は特許と同じく、出願の日から計算されます。誤解を恐れず安直にいうならこれは簡易特許みたいなものですからね。

意匠権

保護期間は20年です。

特許や実用新案と違い設定登録の日から計算されます。ややこしさ…。

商標権

存続期間は10年です。

こちらも設定登録の日から計算されます。
商標権は他の権利と違いブランドを守るものなので、存続期間の更新が可能です。更新をすると満了日からさらに10年延長ができます。

著作権

原則は著作者の死後50年です。

これに関しては例外が多く設定されていて、無名や変名(ペンネーム等)で誰かわからない場合は発表後50年、団体名義の場合は公表後50年、複数人での著作物の場合は最後の著作者の死後50年になります。また映画の著作物の場合は公表後70年です。

期間に関しても少し面倒で、死亡・公表・創作の次の年の初めが起点となります。つまり著作者が2017年3月13日に亡くなった場合、次の年の初めの2018年1月1日の50年後で権利が切れるということになります。そのため全ての著作権は年の途中で終わったりせず、大晦日終了を以て終了することになります。

ついでに育成者権

植物の新品種とか。
存続期間は25年です。
ただし木本性(要するに草じゃなくて木の奴)のものに関しては30年になります。育つのに時間かかるから。

期限の起点は品種登録の日からです。

「マリカー」商標の異議脚下について

商標の異議脚下とこないだ提起した訴訟は別問題

任天堂の商標に対する異議申立が脚下されたとのことで。

headlines.yahoo.co.jp

この異議脚下に関してですが、こないだ提起した訴訟とは関係がありません。こないだの訴訟提起は著作権不正競争防止法違反についてですね。こちらの記事でちょっと触れました。

yrik.hatenablog.com

商標方面での異議は脚下されましたが、この訴訟は別の視点から進んでいくことになると思います。

なぜ商標に対しての異議は脚下されたのか

商標は設定登録され、公開されたあと2ヶ月以内であれば誰でも異議を申し立てる事ができます。「この商標は条件満たしてないじゃないか!」などといった場合などに、です。

ここでおそらく任天堂商標法四条にある「商標登録を受けることができない商標」に該当すると申し立てたのだと思います、具体的には以下。

十  他人の業務に係る商品若しくは役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標又はこれに類似する商標であつて、その商品若しくは役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするもの

十五  他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがある商標(第十号から前号までに掲げるものを除く。)

十九  他人の業務に係る商品又は役務を表示するものとして日本国内又は外国における需要者の間に広く認識されている商標と同一又は類似の商標であつて、不正の目的(不正の利益を得る目的、他人に損害を加える目的その他の不正の目的をいう。以下同じ。)をもつて使用をするもの(前各号に掲げるものを除く。)

(商標法四条1項から抜粋)

 

これに対して「広く認識されている商標ではない」特許庁が判断したということです。(なお、ここでの広く認識されている商標というのは商標登録がなされてる必要がありません、紛らわしい…)

この先の任天堂の打ち手

商標登録無効審判

商標登録要件を満たしていないという線で無効にする審判を請求することができます。先の異議申立と違いこちらは利害関係人のみが請求できます。

知財高裁への提起

著作権や不正競争方面と同じように、訴訟ですね。知財高裁→最高裁と訴訟をやることになります。

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周知表示混同惹起行為とは?

周知表示混同惹起行為って?

周知表示混同惹起行為(しゅうちひょうじこんどうじゃっきこうい)とは、商品の表示などの信用を守り不正競争を防止するための法律不正競争防止法2条1項1号で定められている不正競争行為のうちの一つです。

一  他人の商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標、標章、商品の容器若しくは包装その他の商品又は営業を表示するものをいう。以下同じ。)として需要者の間に広く認識されているものと同一若しくは類似の商品等表示を使用し、又はその商品等表示を使用した商品を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、輸入し、若しくは電気通信回線を通じて提供して、他人の商品又は営業と混同を生じさせる行為

不正競争防止法より)

思いっきりかみ砕くと「よく知られた(周知)他人の社名とか標章とか似たような見た目(表示)とかでお客さんにその商品だと混同させるような事(混同惹起)はダメですよ」ということですね。
なお混同は現に発生していなくても発生しうる状況であれば、この行為に該当します。

周知の範囲

こういう時、「よく知られた」ってどの程度なのよ?という話なのよという判断が必要になりますがこの場合は「需用者の間」という言葉が組み込まれています。
これは1地域や、必要な一部の取引者の間でよく知られていたら周知である、ということです。別に日本全国誰に聞いてもそう答える!という必要はありません。

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商標を検索して登録や異議申立の状態を調べる

商標は簡単に調べることができる

任天堂さんの記事を書いた際にどうやって調べてるのか?という話を頂いたので記載していこうと思います。

まずは特許情報プラットフォーム「J-PlatPat」を開きます。

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検索窓のような画面が出てきますので左のプルダウンを「商標を探す」に。検索したいワードを入れてボタンを押すとヒットした件数が出てきます。
一覧表示を押すと次の画面へ。今回の場合4件ずらっと出てきましたが気になるのは一番上のもの。

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マリカー」に関しては「異議申立中」というステータスがついていますね。これは商標として登録はされているものの、登録者以外から異議が申し立てられているということ。ちなみに異議申立は登録後、公報発行から2ヶ月以内であれば誰でも申立ができます(商標法43条)。
さらに詳細を見るために登録番号のリンクを押してから…

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次の画面で「経過情報」を選択しましょう。画面がポップアップして情報が出てきます。

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この経過情報は登録の際の情報をまとめて見ることができます。
今回は異議申立の審判に関する情報を見たいので、「審判情報」を押すと次の画面へ。

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商標登録、そして異議申立が起こった日程と、異議申立人が誰かを見ることができます。公報発行が7月26日で異議申立が9月26日。2ヶ月ギリギリですがこれはギリギリまで交渉をしてたということでしょうかね…?

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任天堂さんがレンタルカートを訴えた件を知財面から少し見てみる

任天堂が公道レンタルカートの「株式会社マリカー」を訴えました。

www.nintendo.co.jp

事実関係は各ニュースサイトで取り上げられると思いますが、知財初心者的に気になったところを少しずつ見ていきたいと思います。
※万が一誤認識等ありましたらご指摘頂けると助かります。

著作権面で文中から読み取れること

コスチュームを貸与している
写真や画像を許諾を得ることなく営業宣伝に利用している

この2点は文中に言及があります。つまり「コスプレと著作権の問題」的なものに加え、それを用いての営業行為を問題視しているようです。
ひっかかってくるのはこの辺りでしょうか。

  • 複製権もしくは翻訳・翻案権がらみ(衣装を作っていれば。その点)
  • 公衆送信権がらみ(営業宣伝での掲載等)

 不正競争防止法関連で文中から読み取れること

広く知られる「マリオカート」の略称である「マリカー」という標章をその会社名等として用いており

 この点です。大事なのは「広く知られる」という単語。広く知られている商標を用いてのいわゆるブランドのタダ乗りのような行為は周知表示混同惹起行為といって、不正競争として規定されています。

第二条  この法律において「不正競争」とは、次に掲げるものをいう。
一  他人の商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標、標章、商品の容器若しくは包装その他の商品又は営業を表示するものをいう。以下同じ。)として需要者の間に広く認識されているものと同一若しくは類似の商品等表示を使用し、又はその商品等表示を使用した商品を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、輸入し、若しくは電気通信回線を通じて提供して、他人の商品又は営業と混同を生じさせる行為

不正競争防止法より)

 過去には有限会社ウォークマンという会社がソニーに訴えられて負けている事例があります。今回の事例はかなりそれに近い状況だと思います。

気になる点:商標について

他方、このリリース文中には商標に関しての記載が殆どありませんでしたので、J-PlatPatで調べてみました。

マリカー」絡みでは登録番号 第5860284号で株式会社マリカーが商標を登録しています。
ただしこの商標に関しては平成28年6月24日の登録後すぐ(平成28年9月26日)に異議が申し立てられています。異議申立人は任天堂株式会社です。つまり商標の面においては既に係争状態にあるのでしょう。

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そう考えるとこの件で両社は表から認識出来る範囲では平成28年(2016年)の秋には表からもう揉めていた、ということかなと思います。

任天堂はその後、平成28年12月21日に、マリオ(商願2016-143131ルイージ(商願2016-143132)の帽子の形で立体商標の出願をしており、その内容にはカート(遊具)の貸与がばっちり含まれています。

所感

個人の感想の域を出ませんが任天堂さんが一線を越えたと判断し、積極的に目に見えるアクションを取り始めたのは商標登録がなされた段階なのかなと思っています。
(もちろん、裏・内々で警告が行っていた可能性はあります。)

その後速やかな異議申立、さらに立体商標出願によってアクションを起こしていき、行き着いた所が今回の訴訟提起なのかなと思います。

 

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